(マジメに「設立一周年です!」とは中々言えない、バラエティあがりは)
一周年記念パーティーを銀座のPorter Classicの吉田玲雄さんが新しく開いたお店でしました。
一ヶ月前くらいでしょうか?編集の合間にふと気が付いたのです。
「あれ?もうじき一周年なんじゃないの〜?」
そしてこの一年にLIFE VIDEOを作って下さった方々にお会いしたくなったのです。
設立記者会見のニュースを見てお問い合わせいただいて作らせていただいた第1号のお客様の女性がいらっしゃいました。
「作らせていただいて、何ヶ月後にウチのスタッフに『毎日見てるのよ』って言っていただいたのが本当に嬉しかったんです」
と言いましたら「今もよ」とそっと言って下さいました。
3月に福島に行って作らせていただいた男性のお嬢さんに「何度見ても泣いてしまうの。そしてビデオで言っていることだけではない本当に色んな事をその度に思い出すの」と言ってもらいました。

この一年に作らせていただいたのは10数人の方です。(年度またいで進行中のものなどあって数えるのが難しいです)
テレビを作っている昔からの仲間とか雑誌の取材をしてくれる人に「もうテレビはやらないの?」とこの一年何度も言われました。
その言葉の裏には「そんな何人しか見ないビデオ作って満足できるのか?」というニュアンスが含まれているのを感じます。

僕が演出した「電波少年」は最高視聴率30,4%です。計算すると約2000万人の人が毎週見てくれたことになります。
でもディレクターとして本当に噓偽りなく「同じ満足」があるのです。
沢山の人に見てもらったことも、ごく数人の人に「私にとって本当に唯一無二のビデオです!」と言われ見てもらえることも
"本当に精魂込めて作る価値のあること"だと一年経っても更に深く深く思えることが、一周年を迎えて一番嬉しいことです。

さっきまで一昨日出来上がった最新作ビデオを自分の家の大画面で見ました。
編集中から何百回見たと思いますが、ワンカットワンカットが新鮮で隅から隅まで楽しめました。
作らせていただいたお家に配達されて、このビデオがずっと愛されることを本当に心から祈っています。

(って結局マジメか!!!!)